今回、諸般の事情でデスクトップPCを使うのをやめて、NEC Lavie N12をデスクトップPCの代わりに使うことにしました・・・と、ここまでは良かったのですが。NEC Lavie N12の泣き所は、インターフェイスの数の少なさ。
まず、USBポートが2つしかないので、キーボードとマウスをつないだら、もう一杯なんですね。また、HDMIポートは付いているものの、できればDisplayPortかVGAで接続したいです。なぜかというと、ジーン吉本のディスプレイにはHDMI、DisplayPort、VGAが1つずつ付いていて、できればHDMIは別のPCをつなぐことができるよう、空けておきたいのです。更に、有線LANポートがないので、このままだと無線LANを使うしかありません。
・・・で、USB-Cのドッキングステーションを買うことにしました。条件はというと・・・
- DisplayPortかVGAポートがある
- 有線LANポートがある(スピードは1Gbpsで十分)
- USBポートがなるべくいっぱい付いている
この条件を満たすドッキングステーションで、ジーン吉本のお眼鏡にかなったのが、belkin CONNECT USB-C 11-in-1 Multiport Dockでした。
では、箱を開けてみます。中は本体と取扱説明書ですが、英語と中国語のみで。日本語の取扱説明書は入っていませんでした。ま、基本的には刺せばいいということなんですけど、後述のディスプレイの数と解像度は要注意です。
改めまして、こちらが本体です。
この製品の特長は、横から見ると三角形の形状になっていて、ノートPCをこの上に置いて使うことができるんです。これが、ジーン吉本がこの製品を選んだ理由です。
NEC Lavie N12と並べてみました。ご覧の通り、ちょうどいい大きさ。比較的小さいノートPCと同じぐらいの大きさです。よーく考えてみると、大き目のノートPCってインターフェイスが充実しているので、ドッキングステーションを付けるとなると、大抵はモバイルノートPCなんですよね。
ポートは背面に付いています。
ディスプレイをつなぐポートは、DisplayPort、VGA、HDMIと充実しています。USBポートは全部で3つ付いていて、USB3(常時給電可能)、USB3、USB2が1ポートずつです。このほか、2.5Gbpsのイーサネット、ヘッドホン、SDカードとmicro SDカードスロット、給電用のUSB-Cポートがあります。
で、実際に接続してみると、こんな感じ。横から見ると三角形で、平べったい形状なので、ノートPCの本体下に置くことができます。
NEC Lavie N12はUSB-Cポートが1つしかなく、ここにACアダプタをつなぐことになっています。そこで、ドッキングステーションにACアダプタを接続して、NEC Lavie N12へはドッキングステーションから給電します。
ドッキングステーションにディスプレイのポートが3つ、NEC Lavie N12にHDMIが1つ付いているので、NEC Lavie N12本体のディスプレイを合わせるとディスプレイを5つ接続できる・・・というわけではありません。ちゃんとポート数と解像度が決まっています。
4K(3840×2160)ディスプレイは1つ、フルHD(1920×1080)はWindowsは2つ、Macは3つまでです。Windowsに3つのディスプレイをつなぐと、解像度が1280×720になります。
一応箱には書いてあるのですが、お店によってはサンプルの箱(ここには解像度とディスプレイ台数が書いていない)が置いてあって、お客さんが買うときにレジの奥から持ってくるところがあるので、注意が必要です。
もう一つの注意点として、NEC Lavie N12の純正ACアダプタだと給電量が足りず、本体に給電できません。100WのPD給電ができる、USB-C充電器をつないでください。
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大抵のノートPCにはSDカードスロットが付いているので、別にドッキングステーションにSDカードスロットが付いてなくてもいいです。ただし、ディスプレイのポートが3種類付いていて、しかも有線LANが2.5Gbpsのイーサネット、本体下に設置できるというのが嬉しいポイントです。ジーン吉本的には、この製品は気に入りました。
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