製品レビュー:サンワサプライ MM-MC37 USBスピーカーフォン

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サンワサプライ MM-MC37 USBスピーカーフォン 外箱表

ジーン吉本のデスクトップPCのスピーカーを、買い替えることにしました。

前使っていたスピーカーは、音はスピーカージャック(緑色のやつですね)、電源はUSBから給電というタコな使用だったんですね。(だったら、USBつなぐだけでOKにするべきでしょう)

で、スピーカーケーブルの心線が切れかかっているのか、スピーカージャックを触るとスピーカーから「ガサゴソ」音がするようになりまして。ついにスピーカーを買い替えることにしたんです。

・・・で、新しいスピーカーの条件は・・・

  1. USB接続であること
    電源だけではなく、音もUSBで転送できると嬉しい
  2. できればマイクも付いていると嬉しい
    USB1本でスピーカーとマイクを接続できて、PCとの結線がシンプルになるんですね

・・・なので、早い話がUSB接続のマイク付きスピーカーが欲しかったんですね。調べてみると、これって「スピーカーフォン」って言うらしいことが判明。

頭の古いジーン吉本の場合、「スピーカーフォン」と言うと、電話機本体にスピーカーが付いていて、受話器を取らなくても通話ができる電話なんですね。ただし、今となってはそんなのスマホでも当たり前についている機能でして。今では「スピーカーフォン」というと、スピーカーとマイクが一体になっているデバイスのことなんだそうです。

サンワサプライ MM-MC37 USBスピーカーフォン 外箱裏

で、スピーカーフォンを色々探してみると、ほとんどの製品は無指向性のマイクを使っていることがわかりました。なぜかと言いますと、スピーカーフォンを買う人って、Zoomか何かを使って、多人数でWeb会議をする人らしいんですね。なので、全員の声を拾えるよう、無指向性(つまり360°周囲の音を拾う)のマイクにして、スピーカーフォンをど真ん中に置くということなんですよ。

ただし、ジーン吉本が欲しかったのは、単一指向性(つまり前からの音を拾う)のマイクだったのです。だって、マイクに向かってしゃべるのってジーン吉本だけなんですもん。で、単一指向性マイク付きのスピーカーフォンを探した結果、見つけたのがこれです。サンワサプライのMM-MC37 USBスピーカーフォンです。

サンワサプライ MM-MC37 USBスピーカーフォン 本体

ご覧の通り、1本のUSBケーブルで、スピーカーとマイクをつなぐことができます。台座の部分がスピーカーになっていまして、ボリュームとミュートボタンが付いています。マイクは、方向や角度を自由に変えることができます。

サンワサプライ MM-MC37 USBスピーカーフォン 本体設置例

で、これをPCに付けると、こんな感じです。形がスタンドマイクそのものでして、ささやかながらPCの横に放送設備を付けたような錯覚に陥ります(・・・て、これPCに繋いだらインターネット放送だってできるんですけどね)

サンワサプライ MM-MC37 USBスピーカーフォン ミュート解除時は青く光ります

前述の通り、マイクの台座の部分にスピーカーが付いています。なので、スピーカーフォンをPCから離れたところに置いても、手元で音が聞こえるというメリットがあるんですね。

音質はというと、音楽を聴くなら物足りないかも知れませんが、Web会議なら全然問題ないレベル。ま、音質にこだわるんだったら、そもそもUSB接続をスピーカーを選んではいけないんですけどね。

マイクの台座部分には、スピーカーとマイクのボリュームが付いています。また、ミュートスイッチも付いていまして、ミュートを解除するとミュートボタンの周りが青く光ります。

サンワサプライ MM-MC37 USBスピーカーフォン ミュート時は赤く光ります

でもって、ミュートにすると、ミュートボタンの周りが赤く光ります。

これは、PCから離れたところに置いても、手元でボリュームを調整したり、手元でミュートにできるようにするために付いているらしいんですね。もう一つ、マイクをミュートにしておけば音を拾われる心配はないので、セキュリティ上安全というメリットもあります。

恐らくはこの製品は、スタンドマイクのように壇上に置く想定なのかもしれませんが、普通にPCにスピーカーとマイクを接続する目的で使ってもいい感じです。この形が形だけに、喋りがいがありそうです。




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