フリーランスになるために必要なものと手続き

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フリーランスに必要なもの

門司港レトロ 旧門司税関庁舎

フリーランス(個人事業主)になるために必要なものは何ですか?

「仕事!」

いや、確かにそうなのですが…

ここでは、フリーランスになるときに必要なものや、フリーランスになったら必要な手続きについて紹介します。

絶対に必要なもの

  1. 開業届の提出
    フリーランスになったら、税務署に開業届を提出する必要があります。開業届のフォーマットは、国税庁のホームページから入手できます。開業届を出すときに、白色申告をするか青色申告をするか決めておく必要があります。白色申告と青色申告の違いは、このサイトの解説が詳しいです。
  2. 国民健康保険と国民年金の加入
    会社員は健康保険組合の健康保険と、厚生年金に加入していたかと思います。フリーランスになったら、国民健康保険と国民年金に切り替える必要があります。もう少し正しく言うと、国民年金の被保険者種別が第2号から第1号に変わります。手続きは、市区町村の役所または役場で行います。

事実上必要なもの

  1. 事業用の銀行口座
    銀行口座が必要な理由はもはや説明の必要がないかも知れませんが、できれば個人用の銀行口座と事業用の銀行口座を分けた方がいいです。だからと言って、屋号の名義で銀行口座を開設する必要はありません。個人名でも大丈夫です。
  2. 事業用の電話
    フリーランスって社員数0の会社みたいなもんでして、会社に電話がないというのはありえないでしょう。できれば、携帯電話ではなく固定電話にして、FAXも受信できるようにした方がいいです。だからと言って、事業用にわざわざ固定電話を引く必要はありません。すでに自宅に固定電話を引いてあるのであれば、それを使えばOKです。
  3. 事業用のeメールアドレス
    今となっては、メールアドレスがないとどうにも仕事にならないでしょう。個人用のメールアドレスと事業用のメールアドレスは別々にするのは当然として、理想は事業用のドメインを取得したうえで事業用メールアドレスを開通させる。それがムリだったら、事業用のメールアドレスがあれば大丈夫です。

できれば用意しておいた方がいいもの

  1. 事業用のクレジットカード
    個人用に使うクレジットカードとは別に、経費を支払うためのクレジットカードを用意した方がいいでしょう。あるべき論でいえば事業用のクレジットカード(法人カードまたはビジネスカードと言います)を申し込みましょうなのですが、クレジットカードを複数枚持っているのであれば、そのうちの1枚を事業用にしてしまうでもいいです。逆を言うと、フリーランスになった直後はクレジットカードの審査に通りにくくなる恐れがあるので、フリーランスになる前にクレジットカードの申し込みをしておいた方がいいでしょう。
  2. 事業用のPCとインターネット回線
    正直なところ、今となってはPCがないとどうにもお仕事になりません。なので、お仕事専用にPCを買った方がいいと思います。同様に、少なくともインターネット回線は引いた方がいいと思います。でないと、メールの受信ができないので。
  3. 会計ソフト
    白色申告をするにしても、青色申告をするにしても、今どき手書きで帳簿を付けている人は少数派です。そこで、PCで帳簿を付けましょうということになるのですが、会計ソフトなしで帳簿を付けるのは困難です。会計ソフトを購入するか、クラウドの会計システムを使って帳簿をつけた方がいいと思います。
  4. 事業用の携帯電話(スマホでも可)
    事業用の通話は経費として落とせるのですが、個人用の通話は経費で落とせません。通話明細から通話料をわざわざ仕訳けるのは面倒なので、事業用の携帯電話と個人用の携帯電話は分けておきましょう。これなら、事業用の通話を経費として落とすことができます。




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