最近ジーン吉本宅の無線LANアクセスポイントが不安定気味で、速度も見劣りしてきたので、買い替えを決意しました。
Wi-Fi 6対応の無線LANアクセスポイントも数が出てきまして、お値段も手ごろになったので、今買うんだったらWi-Fi 6対応にしようかな・・・と。ちなみに、Wi-Fi 6というのは、IEEE 802.11axとWPA3に対応しているという意味です。
特に高速でお手頃感があるのが、ELECOMのとNECの無線LANアクセスポイント。ジーン吉本は元々NECのルータを使っていて、NEC Aterm WX3000HPにしました。これが、外箱です。
中を開けると、本体とACアダプタ、スタンド、LANケーブルが入っていました。説明書はというと、至って単純。逆に、必要なことが全く載っていなくて、NECのホームページを見る羽目に。
はい。こちらが本体です。無線LANルーターにしては大きめですね。
こちらが、側面のLANポートです。WAN側1ポートとLAN側4ポートの1Gbpsポートが付いています。
で、ジーン吉本はブリッジモードで使う想定だったのですが、添付されている紙に・・・
「ブリッジモードで使用するには、ファームウェアのアップデートが必要です。」
なんだと!
なので、ルータモードでまずはログイン。ルータモードの場合、本体のIPアドレスは192.168.10.1になりまして、LAN側ポートでDHCPが有効になるので、最初に設定画面を出すのならルータモードが楽ですね。
ユーザ名はadmin、パスワードは本体に貼ってあります。
で、最初の作業はというと、ファームウェアのアップデートです。
ファームウェアをアップデートすると、ちゃんとブリッジモードで動きましたよ。ブリッジモードの場合、本体のIPアドレスは192.168.1.210です。
こちらが、設定画面。とにかくシンプル。逆を言うと、設定項目はそんなに多くありません。初心者の皆さんからすればこの方がいいかも知れませんが、玄人の方からするとちょっと物足りないかも。
で、どれぐらいスピードが上がったか、テストをしてみます。こちらが、古い方の無線LANアクセスポイントからつないだ時の速度。IEEE 802.11nで、下り162.25Mbps、上り206.82Mbpsでした。
有線LANにつなぐと、下り264.86Mbps、上り296.56Mbpsでした。アクセスポイントを新しくしたので、無線LANがボトルネックにならない分、この速度が出るんじゃないかっていうのがジーン吉本の目論見です。
ところが、ジーン吉本はIEEE 802.11ax対応のPCもスマホも持っていなかったのでした。(あれー)
なので、IEEE 802.11acで接続。下り196.58Mbps、上り260.27Mbpsでした。有線LANよりはやや遅いものの、スピードアップには成功。
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今の段階ではWi-Fi 6対応って完全に宝の持ち腐れなんですけど、これから先PCとかスマホとか買い換えたらIEEE 802.11axになっているのは間違いないところなので、IEEE 802.11ax対応の無線LANアクセスポイントにしたというわけです。Wi-Fi 5対応の無線LANアクセスポイントよりもお値段は少々お高いのですが、長い目で見ればWi-Fi 6対応にした方がいいですね。
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