Surface Proの別売り製品の中で、事実上必須と言ってもいいのが、タイプカバーです。これは、Surface Pro本体のタイプカバー専用コネクターにつける仕組みになっています。でもって、強力な磁石でくっつくので、多少ラフに扱っても外れません。
Surface ProにはUSBポートがついていますし、Bluetoothも使えるので、普通のキーボードをつけるという選択肢もあります。しかし、デザイン上の問題と、閉じれば液晶パネルの保護カバーになるということで、Surface Proを買ったらタイプカバーも一緒に買うことを激しくお勧めします。
実はSurface Proって、従来のSurface Pro 3や、Surface Pro 4のキーボードが使えます。なので、本体だけSurface Proに買い替えて、タイプカバーはSurface Pro 3や、Surface Pro 4のものをそのまま使うという手もあります。
Surface Pro用のタイプカバーは、大雑把に分けて2種類あります。
- 指紋認証付きタイプカバー
- アルカンターラ タイプカバー
ちなみに、どちらもお値段は一緒です。「ならば指紋認証付きの方が、パスワードを打たなくて済むから便利じゃないか」のように見えるのですが、Surface Proは顔認証が使えるので、指紋認証を付ける必要はないと言えます。なので、キューティ吉本のおすすめは、アルカンターラ タイプカバーです。
その理由は2つ。1つ目の理由は、カラーを選べるという点。指紋認証付きタイプカバーは黒しかないのですが、アルカンターラ タイプカバーはコバルトブルー・バーカンティ・プラチナの3種類の色の中から選べるんですね。Surfaceのタイプカバーって、昔はド派手な色が多かったのですが、Surface Proになって、落ち着いた色合いになりました。キューティ吉本が選んだのは、プラチナです。理由は、本体の色に近くて、一番落ち着いて見えるからです。もちろん、色はお使いになる方の好みで選ぶでいいです。
もう一つの理由は、その手触り。アルカンターラって、高級車のシートにも使われている合成皮革なんです。なので、手触りが滑らかなんです。以前からSurfaceのキーボードって手触りが良くて、普通のキーボードに比べて高級感を感じた(その分お値段も高級ですが)のですが、アルカンターラ素材のタイプカバーは、更にその上を行きます。
Surface Proって、CPUがキーボード側ではなく、液晶パネル側にあるんですね。なので、キーボードが発熱せず、太ももや手のひらが熱くならないのが嬉しいです。また、万一キーボードに飲み物をこぼしたとしても、被害がタイプカバーだけで済むというメリットもあります。
Surface 3のタイプカバー(多分Surface Pro 3のタイプカバーもそう)って、角度を2段階に変えることができるんですけど、角度をつけると、タイプするときに板の上を叩いているようなパタパタ音がしたのですが、Surface Proのアルカンターラ タイプカバーは、かなりましになりました。キータッチも普通のキーボードとそん色ないレベルにまで向上しました。ま、これはSurfaceのタイプカバーの品質がどんどん向上している一方で(その分お値段もどんどん向上していますが)、普通のノートPCのキーボードのレベルが下がっていると言えなくもないですけどね。
従来のタイプカバー同様、こんな感じで後ろへ折りたためば、キーボードやトラックパッドを押しても反応しない仕組みになっています。また、意外と知られていないところで、トラックパッドはジェスチャー機能が付いていて、指2本で上下すれば画面を上下にスクロールさせることができます。
お値段が20,000円以上するので無理強いはしませんが、ジーン吉本的にはSurface Proを買ったら、タイプカバーも買うべきだと思います。
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