Surface 3(Windows 10)をテレビに無線でつないでみた

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京成電鉄 スカイライナー AE型 テーブルにSurface 3を置いてみました キーボードを畳んだ状態で上から撮影

Surface 3をはじめとして、Surfaceシリーズの魅力は、なんといってもWindowsマシンにしてあの薄さ。で、これをでっかいディスプレイとか、プロジェクターとかにつないでみたいと思います。

Surface 3にはMini DisplayPortがついているため、ここからディスプレイとかプロジェクターとかにつなぐことができます。しかし、それじゃ面白くない。ここは一つ、有線ではなくて無線でつなぎたいと思います。

Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプター パッケージ 表

もちろん、Surface 3単体では無理で、ディスプレイやプロジェクターに無線でつなぐためのデバイスが別途必要です。ジーン吉本が買ったのが、Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプター。これを使うと、Miracast対応のPCと、ディスプレイを無線LANでつなぐことができるんです。もちろん、Surface 3も使えます。

ちなみにこの製品、数か月分の予定数で作ったはずなのに、わずか1週間ほどで売り切れてしまったという、いわくつきのデバイスだったりします。このため、長らく売り切れ状態だったのですが、このたび再入荷されました。ま、MicrosoftはSurface RTで痛い目に遭っているので、作り過ぎには相当気を付けていた結果なんだとは思いますが。

Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプター パッケージ 裏

このワイヤレス ディスプレイ アダプター。つなぎ方はパッケージの裏に書いてあるのですが、片方をディスプレイのHDMI端子に、もう片方をUSBポートにつなぎます。で、USBポートから給電して動く仕組みになっています。PCとは無線でつなぎます。

しかし、今時HDMI端子のないテレビはまずないとして、問題はUSB。USB端子がテレビについているとは限らないわけで。今時USB端子のないPCはまずないとは言ったって、USBをPCにつないだのでは、PCとテレビを無線でつないだことにならないわけで。

じゃあどうするのかというと、ケータイとかスマホとかをACで充電するためのアダプタをつけるんですね。これだったら、PCとテレビの間は無線。それだとワイヤレス ディスプレイ アダプター用にコンセントが要りますよねって説もあるのですが、コンセントがないならモバイルバッテリーを使うという手があります。

Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプター パッケージ 中身 まるでスティックのように見えます

これが、そのワイヤレス ディスプレイ アダプター。使わないときは、こんな感じでHDMI端子とUSB端子をくっつけることができます。まるでスティックのようで、これだったら持ち歩いても邪魔にならない感じです。

Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプター 分離したところ

HDMI端子とUSB端子を分離すると、こんな感じ。ちなみに、標準USB→Micro USBへの変換アダプターがついてきます。

50インチ プラズマディスプレイ VIERA ここに Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプターをつなぎます

で、ワイヤレス ディスプレイ アダプターを使って、Surface 3をテレビにつないでみたいと思います。今回使用したのは、50インチのプラズマディスプレイ。別にこんなにでっかいテレビじゃなくても試せるんですけど、HDMI端子ついているのがこれしか見当たらなかったもんで。

50インチ プラズマディスプレイ VIERA HDMI端子にMicrosoft ワイヤレス ディスプレイ アダプターをつないだところ

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、写真左側がHDMI端子です。で、黒い端子がワイヤレス ディスプレイ アダプターで、2番目の端子に接続しています。

50インチ プラズマディスプレイ VIERA Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプターに切り替えたところ

で、テレビをHDMI2端子に切り替えると、もうワイヤレス ディスプレイ アダプターは作動していまして、PCの接続待ち状態になっていました。

Windows 10 [アクションセンター] から [接続] をクリック

ここから先は、Surface 3での作業です。ちなみに、Windows 10を使っているのであれば、接続方法は同じです。テレビに表示されている指示に従って、[アクション センター]から、[接続]をクリックします。

Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプター アクションセンターには[MSDisplayAdapter_11]と表示されます

テレビに表示されているのと同様、[MSDisplayAdapter_11]と表示されます。これが、ワイヤレス ディスプレイ アダプターです。ここをクリックします。

Microsoft ワイヤレス ディスプレイ アダプター 接続に成功し、ディスプレイとして動作したところ

しばらくすると、ディスプレイに表示されているのと同じ画面が、テレビにも表示されます。接続成功です。ちなみに、背景はジーン吉本の好みででぶねこちゃんにしてみました。

Windows 10 [アクションセンター] から [切断] をクリック

使わないときは、[アクションセンター] → [接続]から、[切断]をクリックします。

ジーン吉本的には、てっきりBluetoothみたくペアリングが要るのかと思ったら、要りませんでした。ESS-IDとかを聞かれることもなく、正直こんなにあっけなくつながるものとは思ってもみませんでした。プロジェクターだと、ケーブルが届かないなんてケースもあり、無線でつながると正直ありがたいと思います。

問題は、最近のテレビやディスプレイは大抵HDMI端子がついているとして、プロジェクターだとHDMI端子がついていないやつがざらにあるので、Surface 3をプロジェクターにつなぐんだったら、結局HDMI-DSUBの変換コネクタも持ち歩かないといけない点ですね。

確かに、HDMI端子付きの外部ディスプレイにつなぐときにも使えるかもしれませんが、ワイヤレス ディスプレイ アダプターが本領を発揮するのは、Surface 3みたいにひょいと持ち運べるPCを、でっかいテレビとかプロジェクターとかにつないで、でっかい画面で見るなんて使い方ですね。やってみたら、超快適。確かに、瞬殺で売り切れたのもわかる気がします。




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