mineoってケータイメールが使えないんですね

mineo（マイネオ）は、ケイ・オプティコムのMVMOといって、いわゆる格安通信サービスです。MVMOってドコモの回線を使っているケースは結構あるのですが、mineoはauの回線を使っているんです。なので、auのスマートフォンから乗り換えできます。

では、ここでmineoのメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット

auの端末でそのまま乗り換えできる
NTTドコモのMVMOって結構あるんですけど、auって選択肢が少なかったりするんですね。で、mineoってauのスマートフォンだとSIMロックを解除してもらわなくてもそのまま乗り換えできるんです。あ、SMSとおサイフケータイもそのまま利用できます。
とにかく安い
auだと6,000円以上のお値段がかかるのですが、mineoの場合は月1GBのデータ通信のみだと月額850円で利用できます。また、月の途中でデータ容量を使いきったとしても、200Mbpsとスピードが落ちるものの一応データ通信はできます。
料金体系がシンプル
mineoは大ざっぱに言うと、データ容量と音声通話の有無で、月々の料金が決まります。すごくシンプルで、わかりやすい料金体系ですね。
余った分は翌月に繰り越したり、家族とシェアできる
1ヶ月分のパケット容量を使いきれなかった場合、翌月に繰り越しすることができます。また、同一住所で契約している別回線と分け合うこともできます。つまり、家族でパケットを分け合うことができるというわけです。ちなみに、家族全員でmineoに契約して、LaLa Callを使えば通話料無料です。
余計なサービスが付いてこない
auなどのキャリアでスマホを契約すると、色々なサービスが付いてきます。しかし、「そんなサービス要らんから、料金安くして」といいたくなるサービスも付いてきます。ジーン吉本的にビミョーなのが、au wi-fi。確かに、全国のwi-fiスポットが使えるのはありがたいのですが、接続に時間がかかるし、プチプチ切れる。電池節減のため普段はwi-fiを切っているジーン吉本としては、どちらかというと要らんサービスだったりします。
その他、音声通話をほとんど使わない人に取ってはかけ放題は不要、海外に行かない人に取ってはグローバルパスポートは不要（mineoは、海外からの通話はできるが、データ通信は不可）なわけで、その分値段を安くしてほしいと思うわけです。
LaLa Callとmineoメールが付いてくる
090音声通話を付けると、通常のケータイ同様の通話とSMSができます（もちろんMNPも可）。090音声通話を付けなかったとしても、LaLa CallといってIP電話が付いてきます。なので、050で始まる電話番号がもらえます。090音声通話を付けた場合、通常の携帯電話番号と、IP電話番号の、2つの電話番号がもらえるわけですね。
Webで申し込みが完結する
mineoの申し込みは、mineoのWebサイトから。支払はクレジットカード情報の登録で、本人確認は書類をスキャナーで読み取ったファイルを送信（または、SIMカード受け取り時に本人確認）という仕組みになっています。わざわざauショップに行く必要がないし、お姉さんの~~「auスマートバリュー入りませんか」的なしつこい勧誘~~話を聞かなくてもいいんです。

デメリット

iOS8とiPhone6が使えない
最大のデメリットがこれ。iOS8、iOS8.1、iPhone6が使えないんです。これは、動作検証の結果、正常動作せずということだったので、これはどうにもならないです。なので、mineoユーザはおおむねAndroidユーザということになると思います。
データ通信がLTEのみ
つまり、3Gのデータ通信、1xの音声通話・データ通信は利用できません。なので、都心部から離れると使えないケースがあります。都市部でも、ビルの谷間といいますが、局所的に3Gでないとつながらない場所もあったりするんですね。これについては、SIMが着いた後に使用感をまとめたいと思います。
ケータイメールが利用できない
mineoでは、ezweb.ne.jpのメールが使えません。で、mineoメールが付いてくるとは言っても、あれは普通のe-mail。メールを受信したらリアルタイムにわかる仕組みにはなっていません。もしリアルタイムにメール着信を知りたいのであれば、G-mailやoutlook.comを使うことになると思います。
解約手数料が高い
申し込み後12か月以下で解約する場合、9,500円の解約精算金がかかります。これが高い！ auのスマホからの乗り換えで、間違いなくmineoが使えるとわかっているケースならともかく、なにせauって周波数帯とか仕組みとかが特殊なので、SIMフリーのLTE対応端末といえど使えないケースもあり、試しに契約してダメだったから解約したら9,500円取られた・・・はいただけないですね。

ジーン吉本も、mineoに申し込みしまして、意外な盲点がezweb.ne.jpのメールアドレスが使えない点でした。このメールアドレス変更が面倒くさいこと面倒くさいこと。また、おサイフケータイはmineoでも使えるものの、ケータイメールのアドレスを入力させる仕組みになっているものが多々ありまして、こちらもアドレス変更する羽目に。思えば、ケータイメールのアドレスを打たせる仕組みになっているところって、意外とあるんですね。もっとも、これはauから他社に乗り換えた場合の宿命ではありますが。

ぴえんのイラスト女性
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