ついにSurface 3が登場! しかし…

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Surface Pro 3から遅れることxか月、マイクロソフトはSurface 3を発表しました。大きさは、横幅が従来のSurfaceやSurface 2と同じ。ただし、兄貴分のSurface Pro 3と同じ2:1ディスプレイを採用した結果、縦方向に伸びることになりました。また、充電ポートがMicro USBになったので、普通のスマートフォンと同じ充電器で充電できるのではないかと思われます。

Surface 3はWindows 8.1を搭載していまして、この夏にリリース予定のWindows 10にアップグレード可能・・・て、ちょっと待ってください。実は従来のSurfaceやSurface 2から大きく変わった点がここでして、ついにマイクロソフトはWindows RTをあきらめ、Surface Pro 3と同じWindows 8.1を搭載することになったんです。

初代Surface 64GB 黒のタッチカバーを付けました

(注:写真は初代Surfaceです)

CPUがARM系だとWindows 8.1を搭載できないので、Surface 3のCPUはARM系ではなく、Intel系のAtom x7-Z8700となっています。なので、世間で出回っているWindowsタブレットとおおむね同じハードウェアということになります。

しかし、ここで問題が。

「じゃあ、初代SurfaceとSurface 2を使っている人は、どうなるの?」

以前の記事にも書きましたが、初代SurfaceとSurface 2はWindows RT(または、Windows RT 8.1)搭載で、普通のWindowsアプリケーションが利用できません。このため、ウイルスに感染する確率が低い反面、使い方にはかなり制約が出てきます。また、事実上初代SurfaceとSurface 2専用と言ってもいいWindows RT 8.1が、Windows 10にアップグレードされるかどうかは、現時点では不明です。仮にWindows 10にアップグレードされたとしても、従来のWindowsアプリケーションが動かないのは同じでしょう。

そうなると、中古市場で混乱が起こるのは必至。まず、価格は大幅に下落するのは間違いないでしょう。で、Surface 3は普通のWindowsアプリケーションが動くので、初代SurfaceとSurface 2もWindowsアプリケーションが動くと勘違いして買ってしまう人が出てくる可能性があります。そうなるとクレームものなのは間違いなく、「普通のWindowsじゃない」点をちゃんと説明して売らなければならなくなります。

TOPWHOLE(トップホール)

Surface 3はこの他、ようやくLTE搭載モデルも出るらしく、電池の持ちも初代SurfaceとSurface 2並みに持つようです。Surfaceって消費電力が小さい分、Surface Proよりも電池が長持ちしまして、ACアダプタを持ち歩かなくても安心して外に持って行けるというメリットがあったりします。今後、Proとの違いは単純に大きさの違い、スペックの違い、価格の違いということになりそうです。個人的には、現在市場で出回っている2-in-1ノートと同じぐらいの価格であれば、Surface 3は欲しいとは思うのですが、

「だったらなんで最初からそうしなかったのかなぁ。」

・・・と思うのは、ジーン吉本だけでしょうか。




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