、その使い方はというと、Web見たりブログ書いたり、あとたまにOffice使ったり・・・と、PC代わり・・・ていうかまんまPCとして使っています。ただ、「タブレットをノートPC代わりに使いたい」と言っても、問題はその内容です。そこで、ジーン吉本が独断で、どの程度ノートPCの代わりになるのか使ってみました。
1.お家の中を持ち歩いて使うなら、全然問題なし
なにせ、PC代わりの使い方といっても、ほとんど持ち歩いていません。家の中で持ち歩いているぐらいです。一方で、ノートPCをお家の中で持ち歩くだけで、外へ持ち出さない人もいるわけで、それだったらSurfaceは全然問題ないと思います。
2.普段持ち歩くなら、外で何をしたいかによる
「ノートPC代わりに使いたい」と言っている内容が、「外でドキュメント作成をしたい」ならば、素直にノートPCを買った方がいいでしょう。Surface 2やSurface Pro 2で角度を調節できるようになったといっても、膝の上でタイピングは厳しいと思った方がいいでしょう。なにせ、Type Coverといえど結構ぺこんぺこんで膝の上だと頼りなく、しかもノートPCってディスプレイの角度を自由に変えられるんです。
「外では基本的にタッチパネル操作したい。でも、いざという時のためにキーボードは欲しい」というレベルなら、Surfaceってうってつけだと思います。
ただし、iPad同様、Surfaceも片手で持つには重いので、完全にドキュメントとメールの閲覧と割り切るなら、もう一回り小さいタブレットにした方がいいと思います。
3.ソフトウェアは、期待しない方がいい
SurfaceとSurface 2は、普通のWindowsのアプリケーションは動きません。なぜかと言うと、Windows 8.1 RTといって、正確にはWindowsじゃないんです(SurfaceはデフォルトでWindows RTがインストールされているが、無料でWindows 8.1 RTにアップデートできる)。使うことができるのは、Windowsストアアプリといって、Windowsストアからインストールして使うアプリのみです。(詳しくは、この記事をご覧ください)
Internet ExlorerとOffice 2013(ただし、マクロは動かない)とメールができて、Windowsストアアプリが動けばいいのであれば、Surfaceで全然問題ないです(もっとも、Windowsストアアプリって期待しない方がいいと思いますが)。ただし、「前からWindowsで使っていたソフトを使いたい」という意味でノートPC代わりということなら、残念ながらSurface(iPadも)はダメです。
4.ハードウェアは、使えるものと使えないものがある
前述の通り、普通のWindowsではないので、ハードウェアもWindows RTで使えるものでないとダメです。(ま、iPadよりは選択肢が広いですが)
ジーン吉本が試した限り、問題なく使えたのがマウスとUSBメモリ。また、Bluetooth対応機器を使うこともできます(詳しくは、この記事をご覧ください)。プリンタも問題なく使えていますが、古いプリンタだとWindows RT用のデバイスドライバを出していない可能性があります。
お勧めできないのが、キーボード。USBキーボードなら付けることができるのですが、なぜか英語キーボード配列に。ま、素直にType Coverを使えばいいのですが。
完全にダメだったのは、DVDドライブ。残念ながら、SurfaceにDVDドライブをつないで、ポータブルDVDプレーヤーの代わりに使うのは無理みたいです。(もっとも、Windows 8/8.1も標準ではDVD再生できないのですが)
ただし、Surfaceにキーボードとマウスを付けると、デスクトップ画面の使い勝手はPCそっくり・・・ていうか、まんまWindows 8.1です。また、Active Directoryドメインは使えないものの、Windowsネットワークは利用可能で、ファイル操作はiPadよりも圧倒的にSurfaceの方がやりやすいと思います。
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