履歴書と職務経歴書
皆さんが会社へ入社する前に、まず間違いなく面接があります。更に、まず間違いなく履歴書を書く必要があります。で、
「履歴書ってどう書けばいいの?」
という方もいらっしゃるかと思います。
履歴書の書き方は、大抵の転職サイトに書いてあります。リクルートが運営する転職サイト、はたらいくにも履歴書の書き方が載っています。
はたらいくは地域密着型の求人・転職サイトです。家の近くに転職したい人、仕事復帰をしたい人、新卒や第二新卒で地元就職を目指したい人、正社員やアルバイトに限らず、Iターン、Uターン、Jターンなど、その地域で働きたい人にピッタリです。
ただ、このサイトには載っていないのですが、最近の傾向として
「履歴書と職務経歴書をメールで送ってください。」
と言われるケースがあります。この場合、履歴書や職務経歴書をWordやExcelで作成して、メールに添付して送ります。PDFにして送るという手もあるのですが、
「WordかExcelのファイルをください。」
と言われるケースもあるので、ジーン吉本はWordかExcelで提出していました。
なお、会社によっては履歴書だけではなく、職務経歴書も出してくださいと言われるケースがあります。職務経歴書が必要になるのは、転職をする場合です。「はたらいく」にも、職務経歴書の書き方が載っています。
志望動機の書き方
・・・で、ここからが本題なのですが・・・
履歴書や職務経歴書を書く時、志望動機って何を書いていいかわからないという方がいらっしゃいます。そんな方に、ジーン吉本は聞きたいです。
「・・・て言うか、なんでその会社を応募したのですか?」
なぜこの質問をしているのかというと、志望動機欄には、あなたがこの会社に入社したいと思った理由を書けばいいだけのはずです。まさか理由もなしに会社を選んだわけではないですよね?
「いや、ハローワークで勧められたので・・・」
「いや、転職エージェントに勧められたので・・・」
・・・て、それだって立派に志望動機ですよね?
人によっては、応募する会社は自分で選びたいと、敢えてハローワークや転職エージェントに頼らず、転職サイトで求人を探している人もいます。そんな人だったらなおのこと、会社選びに条件にしていたポイントがあったはずですよね?
「事務職を希望していたんですけど、事務職を募集していたのがこの会社しかなかったんです」
「うちの近所で働きたかったんですけど、たまたま見つけたのがこの会社だったんです」
・・・て、それだって立派に志望動機ですよね?
「この仕事、楽そうだったから応募したんです」
・・・て、さすがにそれをストレートに書くのはやめた方がいいと思いますが。
履歴書を書く時、絶対にやってはいけないのは、嘘を記入すること。これは何も、氏名・住所・学歴・職歴・賞罰・資格欄に限った話ではありません。志望動機欄だって、嘘を書いてはいけません。
「この会社の社長の人柄に感銘を受けまして・・・」
「この会社の社風が気に入りまして・・・」
「この会社に将来性を感じまして・・・」
・・・て、これを本心で書いているのであれば問題がないのですが、履歴書の記入例をコピペして書いたのであればアウト! こんなことを書いたら面接で、
「では、うちの会社のどこに将来性を感じたのですか?」
みたいな感じで突っ込まれるのは間違いなし。これで答えに窮したら完全にアウトです。
ちなみに、はたらいくにも志望動機と自己PRの記入例が載っています。
自己PRの書き方
志望動機以上にコピペNGなのが、自己PR。ここは基本的に、自分の特技を書けばいいのです。
「そんなこと言ったて、私の特技なんてないもん。」
自己PRが書けないという方に聞くと、大抵こういう答えが返ってきます。しかし、ジーン吉本は声を大にして言います。
特技のない人はいません
どんな人にも短所は必ずあります。同時に、長所も必ずあります。なぜかと言うと、ある1つの性格でも、他人から長所ととられるケースもあれば、短所ととられるケースもあるからです。例えば
「声が大きい人」
がいたとします。これを長所ととられると・・・
「いつも元気な人」
という印象になります。逆に、これを短所ととられると・・・
「うるさい人」
という印象になります。
とはいえ、どんなものでも短所を指摘するのは簡単なのですが、長所を指摘するのは難しかったりします。なので、
・まずは、あなたの短所が何かを書き出す
・次に、書き出した短所を、プラスにとるとどうなるかを考える
そうすると、あなたの長所が分析できるんです。でもって、これを自己PRに書けばいいのです。
繰り返しますが、志望動機にしても、自己PRにしても、記入例のコピペをしないこと。特に自己PRは人によって違うはずで、大抵の場合自己PRの文書がそのまんま、あなたに当てはまるはずがないのです。
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