就職博・転職博とは?
就職先や転職先を探している人向けに、就職博や転職博なるイベントを実施しています。また、独立・開業を目指す方のためのイベントや、女性向け、Uターン・Iターン向けのイベントもあります。
では、就職先や転職先を探している人によって、このイベントに参加する意義ってあるんでしょうか。ジーン吉本は声を大にして言います。
大いにあります
就職博や転職博に行くと、人を採用したいという会社が、ブースを構えています。で、人事や採用を担当している方がいらっしゃいまして、どんな会社なのかを紹介してくれたり、中には簡単に面接(のちょっと手前)をしてくれる会社もあります。
就職先や転職先を探している人にとって見れば、短時間にたくさんの会社の採用担当者と話ができるわけで、正直言ってこんなにおいしい機会はないんです。
もちろん、欠点もあります
1点目は、自分が希望する職種の就職博や転職博に行かないと意味がないということ。転職博でよくある職種は、ITエンジニアや営業、あとは医療系など。早い話が、人が足りないと言われている職種なんです。正直言って、事務職などはあんまりなく、希望職種の就職博や転職博を実施していないという可能性があります。
2点目は、首都圏をはじめとして、どうしても都市部での開催・採用が多く、地方都市での実施が少ないということ。ただし、地方都市へのUターン、Iターンを目的にする就職博や転職博を実施しているケースはあります。
就職博や転職博を活用するコツ
最初に、自分のプロフィールや希望職種などを記入することになっているのですが、なるべく詳しく記入すること。なぜかというと、人事や採用を担当している方は、このプロフィールを元にアドバイスをするから。また、就職博や転職博によっては、このプロフィールを元に求職者をスカウトするケースもあるんです。なので、履歴書を書くのとおんなじ気持ちでプロフィールを書きましょう。できれば、事前申し込みをしておく方がいいです。
次に、就職博や転職博へはスーツで行くこと。「服装自由」と書いてある就職博や転職博はあるんですけど、大抵の人はスーツで行くため、私服で行くとかなり肩身が狭いです。
また、行くんだったら開始直前の時間を狙うこと。例えば、10時~18時に実施と書いてあったら、10時を狙いましょう。なぜかというと、人気のある会社のブースだと、終了時間前に予定数の求職者を確保できてしまうケースがあるから。そうすると、遅い時間にはブースが閉まっているんです。
最後に、折角行ったんだったらなるべく多くの会社のブースを回ること。そうしないと、何のために行ったのかわからなくなってしまいます。「ちょっと自分には合わないかも」と思っても、ブースへ入って、採用担当者と話をすること。ひょっとすると、自分に合う会社だったって可能性もありますからね。
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