先日、マイクロソフトからSurface Pro 6が発売されました。なので、公式な発表はないものの、従来のSurface ProはSurface Pro 5の俗称で呼ばれるのではないかと思います。
では、一つ前の機種、Surface Proとどこが変わったのかと言うと・・・
- CPUが新しくなり、パフォーマンスが上がった
- 黒のモデルが追加された
- LTEモデルはなし(ただし、後から追加される可能性あり)
以上です。タイプカバーは、Surface Pro時代のものがそのまま販売されます。ちなみに、タイプカバーはSurface Pro 3からSurface Pro 6まで、同じものを使用できます。
結論を先に言うと、
Surface Pro 6に乗り換える必要なし
です。
最大の理由は、Surface Proで見送りになった、USB Type-Cの搭載が、Surface Pro 6でまたも見送りになった点です。なので、少なくともSurface Proユーザは乗り換えの必要はないでしょう。
また、外観上Surface ProとSurface Pro 6との見分けがつきません(黒のモデルを除く)。Core i7モデルがファンレスになったのであれば乗り換えの理由として考慮できるのですが、Surface Pro 6はそれもありません。ちなみに、Surface Pro LTE AdvancedモデルのCPUがCore i5なのは、Core i7モデルでCPUの冷却ファンを搭載しているところにLTE接続モジュールを搭載しているため、Core i7モデルにLTEを搭載できないからと言われています。
ただし、使い方にもよりますが、この手のデバイスの寿命は3年程度と考えた方がいいと思います。なぜかと言いますと、SSDがヘタってパフォーマンスが落ちてくるのが、大体買ってから3年ぐらいなのです。パフォーマンスが落ちるだけならまだましなのですが、症状が悪化すると起動することもできなくなり、保存しているデータがパーになる可能性もあります。そうなったから慌てたのでは遅いです。そこで、
買ってから3年経ったのであれば、Surface Pro 6へ乗り換えた方がいい
でしょう。
(注:この記事の写真はSurface Pro 6ではありません。Surface Proです)
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